数字で見る、大和物流の新卒採用

将来の大和物流を担う人材を育てるため、私たちは新卒採用と人材育成に力を入れています。毎年、全国で15〜20名ほどの仲間が入社し、同期として切磋琢磨しながら成長を重ねています。ここでは、皆さんが安心して成長に挑める環境であることを、数字を通してご紹介します。

配属先と仕事内容

皆さんは、将来の大和物流を担う業務総合職としてキャリアをスタートします。初任配属は、選考での適性と本人の希望を踏まえて決定します。

入社後はキャリアアップを目的とした部門間の異動を通じて、多彩な経験を積むことができます。一つの部署にとどまらず、自分の可能性を広げながら成長できる環境です。

<直近5年間の配属実績>※2025年時点

  • 物流センター運営・配車:68%
  • 営業:20%
  • コーポレート:12%

物流センター運営・配車

物流センター内での商品管理、入出庫、トラックの手配(配車)。これらの業務を通じて、人・モノ・情報をスムーズに動かす中心的な役割を担います。人々の社会インフラを支える「現場の司令塔」として、現場・現物・現実を正確に把握し、効率的に動かしながら、改善も重ねていきます。チームで工夫しながら現場をより良くしていく面白さがある仕事です。

営業

お客さま自身も気づいていない潜在的な課題まで掘り下げ、最適な物流ソリューションを構築する、コンサルティングに近い仕事です。倉庫、輸配送、システムなど、社内外の専門家たちの知見を結集し、プロジェクトを成功へと導きます。お客さまから最も信頼される、事業戦略のパートナーを目指す仕事です。

管理・支援部門

現場が物流の「最前線」なら、管理・支援部門は会社全体の仕組みと未来を創る「もう一つの最前線」です。「人」「カネ」「情報」といった経営資源を最適化し、全社員が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えます。経営に近い視点で事業の全体像を捉えながら、会社の持続的な成長を支える重要な役割です。

大和物流で働く魅力

社会を支える実感、挑戦できる環境、支え合う仲間。大和物流で働く魅力は、人それぞれです。ここでは、実際に働く先輩たちの声をご紹介します。

Iさん 2018年入社
社歴や役職に関係なく、コミュニケーションが活発な職場です。入社したばかりの頃、なかなか業務に慣れずにいた時、先輩だけでなく現場のドライバーさんからも積極的に話を聞くように心がけていました。今振り返っても、周りの意見に素直に耳を傾ける姿勢が、成長のきっかけになったと思います。お互いに自然と支え合う、そんな文化が根付いていると感じます。
Oさん 2017年入社
若手のうちから挑戦できる環境に魅力を感じています。私もこれまで、倉庫管理から配車業務まで、さまざまな実務を経験してきました。専門知識が求められますが、周りには経験豊富な先輩たちがいるので心強いです。行き詰まった時も的確なアドバイスをくれるので、安心して新しい業務に取り組めました。その経験から多角的な視点を身につけることができ、仕事の面白さが一層深まったと感じています。
Oさん 2016年入社
社歴や年齢に関係なく意見を言いやすく、新しい挑戦を歓迎してくれる風土があります。会社が成長を続ける中、決まったやり方に縛られず、前向きに新しい領域へ挑戦できる環境があります。自分の意思や考えを持っていれば、万が一うまくいかなかったとしても次への糧となるので、安心して挑戦を続けられます。
Iさん 2020年入社
社歴や役職に関係なく、困った時に声をかけやすい職場です。大阪支店では、親身になって解決策を一緒に考えてくれる方が多いんです。私自身、異動してきた当初は前の部署との違いに戸惑うこともありました。でも上司や同僚との距離が近く、すぐに相談できる環境があったおかげで、今も安心して働けています。周囲のサポートを受けながら、自分らしく成長できる。そんな職場だと感じています。

入社後のスケジュール

入社はゴールではなく、プロフェッショナルとしてのキャリアのスタートです。皆さんが着実に成長し、安心してキャリアを歩んでいけるよう、段階的な研修とサポート体制を整えています。

入社前(内定式~4月)

内定式後から入社までの間、複数回の面談を実施します。面談では、入社手続きの案内、配属先決定に向けた調整、入社前の不安解消などをサポートします。基本的には学生生活を大切に過ごしてください。ただし、資格取得など入社準備についてのアドバイスも行います。なお、配属先は、希望だけでなく適性も踏まえて決定し、入社前にお知らせします。

入社直後(例:4月~)

入社後およそ2週間、本社または近隣施設で新入社員研修を行います。社会人としての基本マナー、当社事業・物流業界の理解、コミュニケーション研修などを通じて基礎を固めます。同期とのつながりを深めると同時に、各部署からの講義を通じて組織の連携を理解するプログラムです。

本配属後(例:基礎研修終了後)

研修終了後は本配属となり、先輩社員の指導を受けながら実際の業務に携わります。日常業務を通じて経験を積みつつ、人事部が定期的に面談を行い成長をフォローします。また、1年目フォローアップ研修に向けて、自身の配属先や担当業務をまとめた紹介資料を作成します。これにより、自分の仕事を整理するとともに、同期と共有しながら理解を深めていきます。

1年目フォローアップ研修Ⅰ(9月・10月頃)

入社半年後の節目に集合研修を実施します。これまでの経験を振り返り、業務の進め方や課題を共有することで、次の成長に向けたヒントが得られます。悩みや不安も同期と相談し合うことで、多様な視点を得られ、安心して次のステップに進めます。

1年目フォローアップ研修Ⅱ

入社から1年を振り返り、これまで身につけた知識や経験を整理します。2年目以降は後輩を迎える立場になるため、その心構えを整えます。業務の理解を深めるだけでなく、さまざまな立場の方々と関わる業務総合職として必要なビジネスコミュニケーションを磨く機会です。

2年目~3年目

定期的な面談に加え、年1回のフォローアップ研修を実施します。2年目・3年目は役割や責任が大きく変化し、裁量を持って業務を任される機会が増えます。そのための視野を広げ、業務を推進する力を養うための研修です。3年目の終わりには、評価に基づいて昇格試験を受け、次のステージへ進む道も開かれています。

キャリアパス

キャリアは、本人の意欲と会社の方向性をすり合わせながら創っていきます。希望が100%通るとは限りませんが、一人ひとりの適性や成長に合わせて多様なキャリアを築くことができます。ここでは、実際に先輩社員が歩んできたキャリアの一例をご紹介します。

Iさん 2018年入社
  • 1年目 三郷支店に配属。入出庫や配車などの物流基礎知識を学んだのち、コンビニエンスストアの産廃業務を担当
  • 2年目 専門知識を深めるため、国家資格である運行管理者の資格を取得。
  • 3年目 草加物流センターへ異動。見積作成や請求業務に加え、複数の保管荷主を担当し、業務領域を広げる。
  • 5年目 防火管理者などセンター運営に不可欠な資格も取得し、現場のプロフェッショナルとして成長。
  • 7年目 ライフステージの変化を機に、地域に根ざして働ける地域総合職へ。後輩の産業廃棄物関連の業務をフォローをしながら、新たな荷主のメイン担当に。
  • 現在(8年目) これまでの経験と実績が評価され、主任に昇格。チームを牽引する存在へ。
Oさん 2017年入社
  • 1年目 本社 業務推進部に配属。先輩社員に同行し、各地の物流センターに出向き、新規荷主の立上げフォローや、既存荷主の改善業務を経験。
  • 4年目 岡山第二物流センターに異動。本社時代に携わった新規顧客立上げの延長として、倉庫業務を担当。荷主とのやり取りや作業進捗管理など、現場マネジメント業務に取り組む。
  • 6年目 岡山支店に異動。倉庫管理業務を担いつつ、新たに配車業務も担当。現場での経験を広げ、業務領域を拡大する。
  • 現在(9年目) 主任に昇格。倉敷出張所で作業管理を行いながら、配車業務も継続。複数の役割を兼務し、現場を支える存在へ。
Oさん 2016年入社
  • 1年目 西日本営業1部に配属。先輩社員に同行し、提案資料の作成やテレアポといった営業の基礎を徹底的に学ぶ。
  • 4年目 単独での営業活動から案件の受注、立ち上げまでを担当。周囲を巻き込みながらプロジェクトを推進する経験を積む。運行管理者の資格も取得。
  • 6年目 新設の物流センターへの顧客誘致をメインで担当し、営業としてさらに専門性を高める。ビジネスキャリア検定ロジスティクス管理2級にも合格。
  • 7年目 主任・チーム長として後輩の育成を担う。物流技術管理士の資格を取得し、専門性をさらに高める。
  • 現在(10年目) 係長に昇格し、営業業務全般に加え、本格的にマネジメント業務にも携わる。個人の成果だけでなく、チームとして成果を最大化させるべく、より高い視座で組織を動かす存在へ。
Iさん 2020年入社
  • 1年目 業務推進部 物流支援グループに配属。新センター・新規荷主の立上げ支援(3PLなど)や現場改善業務を担当。作業の運用方法を考え、手順書を作成して作業者への教育を実施。ビジネスキャリア検定ロジスティクス管理3級・運行管理者の資格を取得。
  • 3年目 キャリア入社の方へ業務を教えながら、先輩のフォローを受けつつ、規模の大きい3PL案件に携わる。
  • 現在(5年目) 担当業務に伴い、大阪支店に異動。現在は大和ハウスグループの情報機器の回収・データ消去・リース返却など、情報機器関連全般を取り扱う業務を担当。

大学新卒社員のインタビュー

よくある質問

選考ではどんな点を重視していますか?
物流業界への興味・関心と、しっかりとした業界研究を行っているかを重視しています。当社は書類選考を行わず面接重視の選考をしていますが、頭に詰め込んだ文章ではなく、自分の言葉で率直に思いや考えを伝えられる方に魅力を感じます。
配属先はどのように決まりますか?転勤の可能性はありますか?
配属先は、内定式後に複数回の面談を行い、選考を通じて見えた適性と本人の希望を総合的に判断して決定します。その際、教育的な観点も踏まえて配属先を選定します。将来的にキャリアアップに伴う転勤の可能性はありますが、「自己申告制度」を設けており、年に一度、自身のキャリアや勤務地についての希望を申告できます。その内容も考慮しながら配属・異動を計画しています。
現在の住まいから離れて働く場合、住宅に関する制度はありますか?
一定の基準を満たす場合、全国総合職には借り上げ社宅を貸与しています。寮ではないためオンとオフを分けて生活できることに加え、自己負担額も抑えられます(物件の広さや条件によって自己負担額は異なります)。
残業や休日出勤はどのくらいありますか?
業務総合職の平均残業時間は月20時間程度で、年間休日は120日です。ただし、お客さまの新規立ち上げや棚卸、決算期や入出荷が集中する繁忙期には、休日出勤が発生する場合があります。その際は、同月内で振替休日を取得いただくか、休日出勤手当を支給しています。

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