住宅設備メーカーにおいて外部倉庫の集約と倉庫機能を見直しし、ハウスメーカー向け倉庫のレイアウト変更・ロケーション管理・作業進捗の見える化で在庫削減と物流業務効率化を実現した事例です。
業種・業態 | 住宅設備メーカー |
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主な取扱商材 | 住宅設備(内装材・キッチン材・ユニットバス等) |
エリア | 全国 |
関東に製造拠点を数ヶ所持つ住宅設備メーカーS社では、自社で物流センターを運営していました。しかし、新商品の発表などにより在庫が肥大化していたため、近郊の複数の小規模外部拠点で在庫を持ち運営を行う非効率な状態となっていました。在庫保管されている製品は、多品種でありながら大型で重量も重く、フォークリフトによる作業が行なわれています。しかし、在庫ロケーションが決められておらず、製品探しの度にムダな移動と時間が発生し、担当者の記憶に頼ったピッキング作業のために、担当者が不在の際には、そのブロックのピッキングに大変な時間がかかっていました。また配置や格納状態も不統一なため、種類の混同やフォークリフトとの接触による破損の多発も問題になっていましたが、大型倉庫の改善活動には、膨大な時間と労力を消費し、日々の業務に影響が出る恐れがありました。