ロイヤルホームセンターの店舗前通過型センター(TC)について、新たなマテハン導入による仕分け作業を機能強化し、店舗側の荷受け・棚入れ作業の効率化を図った事例です。
概要
- 業種・業態
- ホームセンター
- 会社名
- ロイヤルホームセンター株式会社
- 主な取扱商材
- 生活用品、ペット用品、インテリア用品、DIY用品、各種工具など
- エリア
- 全国
以前の物流体系・問題点
以前の物流体系
全国店舗の大型化に伴い取り扱い商品点数や店舗内の移動距離が増えてきたことにより、店舗側での棚入れなどの作業負担が増大。また、短時間でお客さまのニーズに即した売り場を作るためには、納品業務の効率化による店舗作業の低減が必要性であるものの、棚入れ作業を行う従業員の女性割合が高いこともあり、安全性や作業環境の改善について必要性が高まっていました。
問題点
- 店舗の大型化によって、商品量が増加、店舗内の移動距離が長くなり作業負担も増大
- 棚入れ作業が長時間化や誤納品などによって、商品に欠品が生じるケースも発生
- 店舗従業員の作業負担を軽減する必要性
大和物流の提案
提案内容
- DAS(デジタルアソートシステム)とシャトルラックを活用した小物商品の仕分け作業に変更することで、店舗側の棚入れ作業の効率化と、物流センター内の作業生産性の向上、人員数の削減を提案。
- 店舗別、カテゴリ別の仕分け作業の分類を細分化による、店舗側の棚入れ作業のより効率的に。
- 作業分類を細かくしすぎるとオリコン内の積載率が低下するため、最適なレベルの調整。
- 5段積みのオリコンで納品するものについては、商品マスタの重量データを活用し、重いものが下に、軽いものが上にくるように荷姿を改善することで、棚入れ作業の負荷を軽減。
提案後の効果
- 約80%の商品を中分類で仕分け、納品するようになったことで、棚入れ作業中の移動距離が削減
- 店舗違い、数量違いなどの誤納品が以前の1/10まで減少
- 重量データに基づく納品荷姿の見直しによって、棚入れ作業時の作業負荷が軽減され、作業の安全性も向上
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Case Study
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