輸送事業強化に向けた「中部統括配車センター」開設のお知らせ

大和物流株式会社は、2024年1月5日に、輸配送事業を強化していくため愛知県における3拠点の配車業務を集約した「中部統括配車センター」（以下、本センター）を新たに開設しました。

 

 

1. 設立の目的・背景

当社ではこれまで、物流センターの作業進捗との連携を重視して各物流センターに担当者を配置し、拠点ごとに配車業務を実施してきました。
しかし、各拠点で配車業務を行うことで、配車業務の属人化、配車担当者への業務負荷の偏り、各拠点の個別最適化が進むといった課題を抱えていたため、配車簿をデジタル化することで情報共有や業務標準化の推進、動態管理システムの活用など、配車業務のDX化に取り組んできました。
この度の統括配車センターでは、各種DXツールを活用することで、各物流センターのオペレーションとの円滑な連携を維持しながら、配車情報を集約し、調整を行うことで、地区全体として輸配送の効率化に向けた取り組みを進めます。

 

 

2. 中部統括配車センターとは

本センターは、中部地区（愛知、静岡、岐阜、三重）の輸配送業務を統括コントロールする組織として開設しており、地区全体の貨物情報と車両情報を集約・共有しながら、地区全体の配車業務を実施していきます。
開設当初は、愛知支店・名港支店・岩倉営業所の3事業所の配車業務を集約し、順次対象事業所を拡充していく計画です。

 

 

 

3. 物流センターとの遠隔連携

本センターでは、さまざまなDXツールを活用することで、各物流センターの作業進捗に応じた配車計画の調整や車両誘導業務などの円滑な対応を可能にしました。

＜本センターで活用するDXツール＞
・デジタル配車簿（自社開発システム）
・動態管理ツール
・ネットワークカメラ
・バース管理システム
・WEB会議システム

 

 

4. 今後の展開

統括配車センターの取り組みは、2023年7月から関東エリアで「北関東統括配車センター」として試験的に開始してきました。今後は、関西エリアへも展開していく計画としております。

 

5. 統括配車センターのご案内