2年連続で省エネ優良事業所（Ｓクラス）評価を獲得

大和物流株式会社は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律（以下「省エネ法」）の定期報告に基づく「事業者クラス分け評価制度」（2022年度提出分）において、昨年に引き続き2年連続4回目の優良事業者（Sクラス）評価を獲得しました。

 

 

「事業者クラス分け評価制度」について

「事業者クラス分け評価制度」とは、省エネ法においてエネルギー使用量（原油換算値）が年間 1,500 ㎘以上である事業者を特定事業者とし、定期報告書の提出を義務付け評価するものです。各事業者は、省エネの達成状況に応じて経済産業省から、S（優良事業者）・A（更なる努力が期待される事業者）・B（停滞事業者）にクラス分けがされます。
優良事業所であるSクラスは、5年間の平均原単位（エネルギー使用量の単位）を年1%以上低減する「努力目標」を達成した企業に与えられる評価です。

 

 

当社の実績

当社は、大和ハウスグループ環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム2026」のもと、環境と企業収益の両立を目指した活動を推進しています。
電力使用量の削減については、自社開発した物流センターにおいて、照明を省エネ性に優れるLEDに切り替えるなど環境配慮型の施設運営を行うとともに、2022年からは、屋上に太陽光パネルを敷設し、発電した電力を施設内で自家消費※1しています。
これらの取組みにより、エネルギーの使用に係る原単位が過去5年間平均で96.7%を達成しました（3.3％削減）。
※1. 余剰電力は固定価格買取制度（FIT）を通した売電を行っています。

 

 

その他当社の環境への取り組み

「エンドレス グリーン プログラム2026」の重点方針のひとつとして、環境経営基盤を整えるための環境人財の育成を掲げており、その一環として当社ではeco検定※2の取得を推進しています。
2026年度末までに業務職※3のeco検定取得率100%を目指しており、2024年3月末時点の取得率は52.4%です。

当社は、今後も継続的にエネルギー使用の削減に取り組み、より環境に配慮した商品・サービスの提供を通じて、環境と共生し人が心豊かに生きる社会の実現を目指します。

※2. 東京商工会議所が主催する環境に関する検定試験
※3. 会社の事業運営上の基幹業務を中心としたあらゆる業務を行う職員

 

 

参考URL

経済産業省資源エネルギー庁 事業者クラス分け評価制度の概要
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/overview/institution/