2025/01/23お知らせ
大和物流株式会社は、安定的かつ持続可能な物流センターネットワークの構築を目的に、中四国エリアの旗艦拠点となる「(仮称)岡山早島物流センター」(以下「本センター」)を2025年10月1日に開設する予定です。
(1)物流効率化に向けた社会や荷主からの要請の高まり
2024年4月からトラックドライバーに対して時間外労働の上限規制が適用されたことにより、物流の停滞が懸念される「2024年問題」に直面しています。さらに、2025年には改正物流関連2法※が施行される予定であり、持続可能な物流の構築に向けた物流効率化に対する社会的要請が一段と高まっています。
また荷主事業者においても、輸送コストの上昇や集車の不安定化といった懸念を背景に、物流効率化や輸送の安定化を図るため、物流を見直す動きが増えています。
※ 流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流効率化法)及び貨物自動車運送事業法
(2)安定的で持続可能な物流ネットワークを提供
このような物流を取り巻く現状を踏まえ、当社は安定的かつ持続可能な物流ネットワークの構築を目指し、中四国エリアの旗艦センターとして本センターの開設を決定しました。
本センターは、中四国エリアの物流ハブとして優位性の高い立地と、延床面積1万坪を超える大規模物流センターという2つの特徴を兼ね備えており、高いポテンシャルを有しています。
当社は、本センターの立地優位性と大規模拠点のスケーラビリティを最大限に活用して、在庫拠点の集約、2次配送拠点の設置、さらに複数荷主による共同配送化などの提案を推進し、時代の変化に対応した物流環境の構築に向けて、荷主企業と共に取り組んでいきます。
(3)当社の中四国エリアの物流ネットワーク
当社は現在、岡山早島エリアにおいて2拠点・約6,000坪の物流センターを運営しており、近隣拠点間での人員シェアによる波動対応力の強化や、輸送網の集約による輸送効率の向上といった取り組みを推進してきました。本センターの開設により、こうした物流効率化の取り組みを一層加速させていく方針です。
(1)エリア配送と広域輸送の双方に適した物流最適立地
本センターは、岡山市と倉敷市の中間地点に位置し、岡山市中心部まで約30分、倉敷市中心部まで約20分で到達可能なため、エリア配送拠点に適した立地です。
また、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道が交わる「早島インターチェンジ」から約3.5kmという優れた高速道路アクセスを備えており、中四国地方全域への広域輸送拠点や、関西-九州間の中継拠点としても適しています。
さらに、BCP(事業継続計画)の観点からも、津波・高潮による浸水被害が非常に低い内陸部に位置し、内水や土砂災害の影響を受けないエリアであるため、水害や液状化リスクに強く、防災性にも優れています。
(2)効率的なセンター運営を実現
本センターは、中央車路方式のセンターレイアウトのため、天候に左右されることなく入出庫作業を行うことが可能です。
トラックバースは、同時接車可能な29台の高床バースと15台の低床バースを併設しており、幅広い貨物に対応しています。
さらに、西日本屈指の流通業務団地である「岡山県総合流通センター」内に位置しているため、センターの稼働時間に制約がありません。
名称 |
大和物流株式会社 「(仮称)岡山早島物流センター」 |
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所在地 |
岡山市北区大内田677番 プロロジスパーク岡山 |
敷地面積 |
16,607.23㎡(5,023.69坪) |
延床面積 |
34,963.42㎡(10,576.43坪) |
構造 |
鉄筋コンクリート造・鉄骨造 地上4階建て |
バース形状 |
高床式、低床式 |
床荷重 |
1階:2.0t/㎡、2~4階:1.5t/㎡ |
搬送設備 |
荷物用エレベーター 3.5t:4基 |
アクセス |
山陽自動車道「早島インターチェンジ」から約3.5km |
開設 |
2025年10月1日 |
運営 |
大和物流株式会社 |
物流センターURL |
大和物流株式会社 営業推進部
【TEL】 06-4968-6316
【メールフォーム】https://www.daiwabutsuryu.co.jp/inquiry/service.php