3年連続で省エネ優良事業所(Sクラス)に認定
大和物流株式会社は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)の定期報告に基づく「事業者クラス分け評価制度」(2023年度提出分)において、3年連続・通算5回目の優良事業者(Sクラス)評価を獲得しました。
当社の省エネ実績について
当社は、大和ハウスグループ環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム2026」のもと、環境保全と企業収益の両立を目指し、省エネルギーへの取り組みを推進しています。
電力使用量の削減に向けては、自社開発の物流センターにおいて、省エネ性に優れたLED照明への切り替えをはじめ、環境配慮型の施設運営を実施しています。さらに、2022年からは屋上に太陽光パネルを敷設し、発電した電力を施設内で自家消費※1する取り組みも進めています。

これらの取り組みの結果、過去5年間で平均3.6%のエネルギー使用量(原単位)を削減しました。
※1. 自家消費分を除く余剰電力については、固定価格買取制度(FIT)を活用した売電を行っています。

その他当社の環境への取り組み
「エンドレス グリーン プログラム2026」における重点方針のひとつとして、環境経営基盤を整えるための環境人財の育成を掲げており、その一環として当社では「eco検定※2」の取得を推進しています。
2026年度末までに業務職※3の取得率100%を目標としており、2025年3月末時点での取得率は59.8%(前年比14.1%増)となりました。
また再生エネルギーの取り組みでは、非化石証書※4の活用によって使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う「RE100」を2023年度に達成しています。
当社は今後も、環境に配慮した事業活動を通じて、環境と共生し人が心豊かに生きる社会の実現を目指してまいります。
※2. 東京商工会議所が主催する環境に関する検定試験
※3. 会社の事業運営上の基幹業務を中心としたあらゆる業務を行う職員
※4. 再生可能エネルギーで発電された電力の「環境価値」を証明する証書
「事業者クラス分け評価制度」について
「事業者クラス分け評価制度」とは、省エネ法においてエネルギー使用量(原油換算値)が年間 1,500 ㎘以上である事業者を特定事業者とし、定期報告書の提出を義務付け評価するものです。各事業者は、省エネの達成状況に応じて経済産業省より、S(優良事業者)・A(更なる努力が期待される事業者)・B(停滞事業者)へクラス分けがされます。
優良事業所であるSクラスは、5年間の平均原単位(エネルギー使用量の単位)を年1%以上低減する「努力目標」を達成した企業に与えられる評価です。
参考URL
経済産業省資源エネルギー庁 事業者クラス分け評価制度の概要
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/overview/institution/