輸配送

調達物流(資材・部材輸送)

複数のサプライヤーからの資材・部材を一括で管理し、物流コストの見える化と生産計画に合わせた安定供給を実現します。

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03-5214-2552 受付時間 平日 9:00 - 18:00

サービス概要

物流費を「分離・見える化」し、調達コストを最適化

調達物流とは、従来はサプライヤーが担っていた輸送を、お客さま(買い手)が主体となって手配する仕組みです。大和物流はそのパートナーとして、サプライヤーからの集荷・輸送・納品を一括して実行します。

この方式により、これまで製品価格に含まれていた物流費を分離(商物分離)し、実際にどれだけの物流コストがかかっているのかを明確に把握できます。コストが見える化されることで、お客さまはサプライヤーとの適切な価格交渉が可能になり、調達コスト全体を効果的に管理できます。

よくある課題

こんなお悩みを解決します

  • 多数のサプライヤーからバラバラに資材が納品され、工場の荷受け業務が煩雑になっている
  • 製品価格に物流費が含まれており、調達にかかる本当のコストが見えていない
  • サプライヤーからの物流体制を安定化したい
  • 在庫が増えすぎて、工場の保管スペースが圧迫されている

サービスの特徴・強み

調達の「非効率」と「見えないコスト」をなくし、事業成長を支援

ミルクランと帰り便の活用で、効率的な集荷体制を構築

複数のサプライヤーを1台のトラックで巡回して集荷する「ミルクラン方式」により、小ロットの資材でも効率的に集約できます。各サプライヤーの出荷頻度を揃えることで、安定した納品サイクルを実現し、計画的な生産活動を支えます。さらに、製品配送を終えたトラックの帰り便を集荷に活用することで、積載効率を高めながら、CO₂排出量の削減にも貢献します。

センター活用と共同輸送による工場の業務負荷を軽減

複数のサプライヤーから集荷した資材は、当社の物流センターに集約します。ここで検品や仕分けを行い、その後、共同幹線輸送により各工場へまとめて納品します。この仕組みにより、従来は各サプライヤーから個別に届いていた資材が、一括に集約されるため、工場への納品車両台数が削減されます。工場側は荷受け業務の負担が軽減されることで、生産活動に専念でき、生産ラインの安定稼働を実現できます。

実績に裏付けられた既存ネットワークとインフラ

当社は、大和ハウスグループ向けに全国4つの主要拠点を通じて、180社以上のサプライヤーからの調達を日々運用してきました。この既存のネットワークとインフラを活用することで、新たにお客さまの調達物流を開始する際も、迅速かつ安定したサプライチェーンの構築が可能となります。

既存の調達網活用で、小ロット貨物も低コストに

大和ハウスグループの調達で日々稼働している輸送ルートに、お客さまの貨物を積み合わせて輸送します。これにより、小ロット貨物でも「個建単価」での対応が可能となり、従来よりもコストを抑えた調達物流を実現できます。サプライヤー単位で発生していた割高な運賃も、当社のスケールメリットで最適化します。

サービス詳細

全国規模のミルクランから商物分離まで多様なニーズに対応

大和ハウスグループで培った大規模な調達ネットワークを基盤に、お客さまの課題に合わせた最適な調達物流の形をご提案します。

主な対象貨物・商材

  • 住宅部材・副資材
  • 精密機器の部品・電子部品

主な対応業務

  • ミルクラン(巡回集荷)のルート設計・運用
  • 調達物流センターの運営(検品・仕分け・保管)
  • 工場への納品、生産ラインへの供給
  • 商物分離の提案、コストの見える化

実績

ハウスメーカーの調達物流を効率化し、在庫とコストを削減

全国のサプライヤーから集荷した部材を一括で仕分け・輸送し、調達物流の効率化とコスト削減を実現してきました。

カテゴリ主な対応業務導入効果など
ハウスメーカー調達物流(サプライヤーからの集荷・仕分け)
工場への共同幹線輸送
約180カ所のサプライヤーの部材を他社ハウスメーカーと共同で集荷し当社センターで工場ごとに仕分けて一括納品。メーカー側の物流手配や工場側の荷受け負担の削減、および調達物流の共同化により工場への毎日納入を可能にし、在庫・保管スペースの縮小につなげました。さらに帰り便活用での効率化や、共同幹線輸送による環境負荷低減を実現しています。
ハウスメーカー調達物流(サプライヤーからの集荷・仕分け)
工場への共同幹線輸送
当社が構築していた調達物流の仕組みを活用し、別ハウスメーカーの調達ルートで共同調達物流を実施。また、幹線輸送についても約40社分の部材を共同幹線輸送することにより、物流の効率化や輸配送コストの削減を実現しています。
化学メーカー西日本向けDC運営
幹線輸送・二次配送(TC活用)
往復輸送による調達・製品物流
関東の工場における、調達物流と全国への幹線輸送及び2次配送を受託。西日本エリアのDCと全国3カ所のTCも、輸配送とセットで包括的に当社が運営しています。

資材・部材輸送を効率化するなら、大和物流。
まずはお気軽にお問い合わせください。

よくある質問

サービスの料金を教えてください。
料金は商品の特性、物量、作業内容などに応じて異なるため、お客さまごとに最適なプランを個別にご提案しております。担当者が詳細をお伺いしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
土日祝日の対応は可能ですか?
内容に応じて対応しているため、センターによって異なります。対応には事前の計画・調整が必要となりますので、まずはお早めにご相談ください。
輸送中の事故や破損に対する補償はありますか?
はい、ございます。当社では、万が一の輸送中の事故や破損に備え、運送保険に加入しております。補償内容の詳細はご契約時にご説明いたします。
温度管理が必要な商品でも運べますか?
当社は、温度帯管理に対応した配送車両を保有しておりません。弊社グループには、冷凍・冷蔵にも対応した倉庫・配送車両を保有するグループ会社が複数ありますので、お問い合わせいただければ、ご紹介・ご提案いたします。

大和物流の強み

01

調査・分析・対話で導き出す、一歩先を見据えた物流提案

私たちは単なる物流請負ではなく、お客さまの事業戦略を支えるパートナーとして、実効性の高い提案を行います。お客さまとの対話を通じて事業環境の変化も踏まえながら、サプライチェーン全体を見直し、共に「一歩先のあるべき姿」をご提案します。

02

建築・建材物流で培ったノウハウで、あらゆるニーズに対応

大和物流の強みは、建築・建材物流で培った臨機応変な現場対応力にあります。この現場対応力を基盤に、全国に広がる拠点網と多様な車両を組み合わせることで、お客さまのあらゆるニーズにお応えします。

03

全国展開の拠点ネットワークと自社アセットによる、安定供給体制

当社は、低床・高床ホーム、天井クレーン、危険物倉庫など多様な設備を備えた物流センターを全国に展開しています。450台以上の自社車両と1,200社を超える協力会社ネットワークを組み合わせることで、どの地域でも揺るぎない安定供給を実現します。

04

自社開発システムによる、効率的なセンター運営支援

物流現場で培った実務ノウハウをもとに、当社は倉庫管理から輸配送管理までを統合的に支えるシステムを自社開発しています。システム単体の提供ではなく、実際の輸配送サービスと一体で運用することで、データに基づいた継続的な改善を実現し、お客さまのセンター運営全体を効率化します。

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お客さまの経営課題に寄り添い、最適な物流戦略をご提案します。

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