物流用語として使用される「サプライチェーン」について、解説しています。
(英語:Supply Chain)
サプライチェーンとは
サプライチェーンとは、製品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の一連の流れのことをいいます。
サプライチェーン(Supply Chain)は、日本語では「供給連鎖」といわれています。
【各単語の意味】
Supply:供給
Chain:連鎖
サプライチェーンマネジメント(SCM)とは
また、サプライチェーン全体の効率化に向けて、それぞれのプロセスが別々にあるのではなく、一連の流れとして管理し、連携する取り組みのことをサプライチェーン・マネジメント(SCM)といいます。
例えば、小売店等で蓄積したPOSデータや、販売・受注実績を共有することで、消費者の需要を精緻に予測して、調達・生産プロセスの最適化を図ることが可能となります。
このような取り組みが進む背景には、POSシステムの普及などのITシステムの発展によって、企業間での大量なデータの交換が可能になったことがあります。