物流スキーム再構築により商物の分離・外部倉庫の集約による在庫削減・受発注システムとWMSとの連携による受発注リードタイムを短縮などモノと情報をフレキシブルに管理するセンターを構築した事例です。
業種・業態 | 外壁製造メーカー |
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主な取扱商材 | 建築建材(外壁材) |
エリア | 全国 |
全国に製造拠点を数ヶ所持つ建材メーカーG社では、各地方の物流センターに製品を在庫、そこへ各県の営業所が受注の度に引取りにきていました。G社では、県単位でビジネスを区別していたため、県境をまたいだ共同物流などができず、非効率な運行が多発していたこともあり、複数の中規模物流センターが点在し、かつ日々の出荷車両が多いため、積込み車両のコントロールが煩雑となっていました。メーカー様の受発注では変更が多く発生し、WMSの連携が複雑なものとなっていました。
県単位でビジネスが区別されており、他県との共同物流が困難に
商流と物流が同一視されているため、フレキシブルな物流対応が困難に
物流センターへの製品引取りで空便運行が発生
複数物流センターでの作業のため作業の進捗が見えず、ドライバーの積込み待ちなどなどが発生
受発注での変更が多いため、作業の手戻りが多く発生