用語集

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横持ち

物流用語として使用される「横持ち」について、解説しています。

 

(よみ:よこもち)

 

 

横持ちとは

横持ちとは、工場・店舗・支店などの社内の拠点間で、商品移送を行う場合の輸送のことをいいます。「横持ち輸送」ともいいます。

 

主に、社内の拠点間輸送に用いられることが多いですが、拠点内における作業スペース間の貨物の移動を指して用いられることもあります。

 

【横持ちのイメージ図】 ※赤色の矢印が横持ち

 

 

横持ちが発生する原因

本来、1つの拠点ですべての物量を一括で保管できれば横持ちを行わなくて良いですが、拠点の機能や規模などの制約によって、機能を分散させることがあるため、横持ちが発生します。

 

例えば、売上の拡大や繁忙期の季節波動などに伴って物量が増加し、拠点の保管キャパシティを超えて在庫拠点が増える、生産拠点には必要な流通加工機能が備わっていないため、物流センターで流通加工を行うために、物流センターへ移送するなどのケースが挙げられます。


横持ち輸送は、お金を生まない物流であるため、その回数を減らすことが求められます。

 

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