物流用語として使用される「ハンギング」について、解説しています。
(英語:Hanging)
ハンギング
ハンギングとは、アパレル商品にハンガーを取り付けラック等に吊るす作業のことをいいます。
ハンガーアップともいいます。
ハンギングは、小売店舗の陳列業務として実施されるほか、物流センター内の流通加工業務としても実施することがあります。
物流センターでハンギングを行う場合、ハンガーに吊るした状態で商品を店舗に配送するケースと、商品にハンガーを取りつけた上で、ダンボール等に再度梱包したうえで店舗に配送するケースがあります。
物流センターにおけるハンギングの様子
物流センターにおけるハンギングの流れ
- ダンボールなどの荷姿で商品が納品される
- ダンボールから商品を取り出す
- 商品にハンガーを通してハンガーラックに吊るす
- ダンボールで納品する場合は、ダンボールに梱包する
ハンギングを物流センターで実施するメリット・デメリット
<メリット>
- 店舗側での業務が効率化される
- 店舗で行うよりも効率的な作業が可能
- 商品のシワを予防できる(ハンガーにつるした状態で輸送する場合)
<デメリット>
- (ハンガー無しの商品と比べると)荷姿が大きくなり、輸送効率が下がる